桜の下で
「環…本当にこのことは言わないで…
俺が死ぬ。」

「大丈夫だよー?簡単にはばらさないって…!」

ヤバイ。この人の笑顔が怖い。

「とりあえずケーキ屋行こうか。」

「わーい!ケーキケーキ!」

店まで歩いてる間は俺にとって地獄だった。

菜穂からまさかの質問がきた。

「直也君って好きな人いないの?」

「はぁ?!」

その時めちゃくちゃ環がニヤニヤしてた。

その時は適当に「い、いるけども…」と返した。

「え?!だれだれ?!」

うーわー…選択肢間違えた。

「菜穂も知ってるかもしれない人。」

ってか本人なんだが…

「うーん…環だったり?!」

どうしてそうなった!?本気で誤解されそう。
環!お願いサポートして!

「ええ?!私だったら拒否するかもなー?」

それサポートじゃなくて悪口じゃない?

まぁいいか…泣きそう。

「環じゃないから」

俺今涙目になってる気がする。

ケーキ屋に着いてからは2人とも
ケーキに集中。

俺ものんびり食べました。

< 45 / 156 >

この作品をシェア

pagetop