桜の下で
休憩時間は廊下で環と話をしていた。

「天宮 菜穂だよな?」

と、突然話かけられる。

後ろをふりかえると私と頭2個分高い男子。
メガネ掛けてて髪の毛ボサボサ。
不思議な見た目の男子で気になったのか環は
「知り合い?」と聞いてくる。

多分知らないと思うけど…

「違うか?」

と、聞かれ私は「そうですけど
どうかしましたか?」

そうすると彼は小さな声で
「やっぱり覚えてないか…。」

「ごめん。なんでもない。」
といって教室に戻ってしまった。

「菜穂?あの男の子って隣の席の男子
だよね?」

そういわれるとそうだったような
気がしてきた。

「名前わかる?」と環に言われて
さっきの自己紹介を思い出してみる。

「えっと…赤城 直也だったきがする。」

本当にあっているかはわからないけど…

後でちょっと話してみようかな。
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