桜の下で
「ぼ、僕は…ピアノは好きじゃない…」
きっとびっくりするよな。
天才少年ピアニストってまで呼ばれてるのにピアノが嫌いなんて…そう思ってた。
けれど菜穂は違った。
「そっか!じゃあこれから好きになるんだね!ピアノは動くの大変だもんね!きっとこれからすごーく楽しくなるよ!」
こんなこと言ってくれるなんて思ってなかった。
皆大人でも子供でもピアノを弾くなら好きじゃないといけないんだと言ってたけどこんなことをいわれるのは初めてだった。
「そっか…これから…かぁ?」
「うん!これからだよ!私もこれから上手くなるもん!大人にも負けないぐらい上手くなるの!」
「ぼ…僕も!大人なんかより上手くなってから天才ピアニストって言われるもん!」
その時から菜穂と一緒にヴァイオリンの音とピアノの音を奏でるようになった
2人の少ないお小遣いで買ったラフマニノフの楽譜を2人で練習して…アレンジ入れて。
凄く楽しかった。
きっとびっくりするよな。
天才少年ピアニストってまで呼ばれてるのにピアノが嫌いなんて…そう思ってた。
けれど菜穂は違った。
「そっか!じゃあこれから好きになるんだね!ピアノは動くの大変だもんね!きっとこれからすごーく楽しくなるよ!」
こんなこと言ってくれるなんて思ってなかった。
皆大人でも子供でもピアノを弾くなら好きじゃないといけないんだと言ってたけどこんなことをいわれるのは初めてだった。
「そっか…これから…かぁ?」
「うん!これからだよ!私もこれから上手くなるもん!大人にも負けないぐらい上手くなるの!」
「ぼ…僕も!大人なんかより上手くなってから天才ピアニストって言われるもん!」
その時から菜穂と一緒にヴァイオリンの音とピアノの音を奏でるようになった
2人の少ないお小遣いで買ったラフマニノフの楽譜を2人で練習して…アレンジ入れて。
凄く楽しかった。