桜の下で
もう凄い楽しみ。

「俺のおばあちゃんの家が海の近くだから行こう。」

「お邪魔して大丈夫なの?」

「多分母さんいるけど大丈夫。」

お母さんに会いたくないのかな。

すると直也は私の言いたい事を悟ったのか「会いたくないわけじゃない。捕まると永遠と話される。」と一言。

直也とは真逆の性格なんだね。

「海楽しみだー!あ、ヴァイオリン持っていっても大丈夫?」

「もちろん。あっちに行かせたい場所あるから持ってきて。」

どこだろう。直也が言うんだから面白い場所なんだろうなぁ。
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