お兄ちゃんの友達[完]
「なーんかさ、コウヘイとカナコちゃんって兄妹っていうよりも、恋人って感じだよね」
いつの間にか、和室から戻ってた河合さんが私の向かい側に座って新しい缶ビールを開けた。
「え、こ、恋人!?」
さらり、と流すように言った河合さんの言葉。
恋人って!面と向ってそんなことを言われたのは初めてで、どぎまぎしてしまう。
でも、おにいちゃんみたいな素敵な人が彼氏だったら、いいなぁ。
「あはは、まあ、そんなもんだな」
否定をしないおにいちゃんにどきどきしながら、お水を飲んだ。
「え、否定しないの!?どういうことだよ!」
びっくりして立ち上がった河合さんに私もびっくりして思わず手にしていたペットボトルを落としてしまった。
いつの間にか、和室から戻ってた河合さんが私の向かい側に座って新しい缶ビールを開けた。
「え、こ、恋人!?」
さらり、と流すように言った河合さんの言葉。
恋人って!面と向ってそんなことを言われたのは初めてで、どぎまぎしてしまう。
でも、おにいちゃんみたいな素敵な人が彼氏だったら、いいなぁ。
「あはは、まあ、そんなもんだな」
否定をしないおにいちゃんにどきどきしながら、お水を飲んだ。
「え、否定しないの!?どういうことだよ!」
びっくりして立ち上がった河合さんに私もびっくりして思わず手にしていたペットボトルを落としてしまった。