お兄ちゃんの友達[完]
やばい、かっこいいかも。。。

「いえ・・・えっと、妹のカナコです。いつも兄がお世話になってます」

どうしたらいいのかわからず、自己紹介をしてたけど、おにいちゃんの同僚なんだろうか?

グレー細身のシーツを着てきれいにネクタイを締めている。なんだかすごく似合っているなぁ。

河合さんは後部座席に乗り、助手席にはおにいちゃんが乗った。

私はと言うと、なんだか後ろにしらない人が乗っているという緊張感からか、必死に運転に集中していて、盛りあがっているおにいちゃんたちの会話に参加する余裕なんて全くなかった。

「あそこのコンビニに寄ろうか」

車を走らせていると、おにいちゃんは家の近くにあるコンビニを指した。

コンビニでお菓子やお酒を買い込んだおにいちゃん。
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