お兄ちゃんの友達[完]
「7つも年上だけど、ずっと大切にするから。だから俺と付き合ってほいい」
こんなにも真剣な愛の告白。
いつも私を思ってくれていた私のおにいちゃんの、大切な友達。
一緒にいると、どきどきするし、触れたら心臓飛び出すんじゃないかってくらいびっくりしちゃうけど。
でも、私も一緒にいたい、かも。
そう思う自分の気持ちに気がついて、河合さんの顔を見ると、変わらない優しい笑顔。
「あの、私、まだまだ子供だし、恋愛もしたことないけど、でも、河合さんと恋愛がしたい、です」
おにいちゃん、私おにいちゃんの大切なお友達の彼女になります。
おにいちゃんはきっと喜んでくれるよね。
だって、私のおにいちゃんだもの。
それから、昔の話をたくさんして、私をたくさん笑わせてくれた河合さん。
コースで出てきたどのお料理もおいしくて、おなかも気持ちも大満足だった。
お店を出ると外はもう真っ暗で、さっきよりもずっと自然につながれた手に少し照れながら、でもうれしくてぎゅっと握り返してしまう。
助手席の扉を開け、私を乗せてくれると、自分も運転席に回り込んでエンジンをかけた。
こんなにも真剣な愛の告白。
いつも私を思ってくれていた私のおにいちゃんの、大切な友達。
一緒にいると、どきどきするし、触れたら心臓飛び出すんじゃないかってくらいびっくりしちゃうけど。
でも、私も一緒にいたい、かも。
そう思う自分の気持ちに気がついて、河合さんの顔を見ると、変わらない優しい笑顔。
「あの、私、まだまだ子供だし、恋愛もしたことないけど、でも、河合さんと恋愛がしたい、です」
おにいちゃん、私おにいちゃんの大切なお友達の彼女になります。
おにいちゃんはきっと喜んでくれるよね。
だって、私のおにいちゃんだもの。
それから、昔の話をたくさんして、私をたくさん笑わせてくれた河合さん。
コースで出てきたどのお料理もおいしくて、おなかも気持ちも大満足だった。
お店を出ると外はもう真っ暗で、さっきよりもずっと自然につながれた手に少し照れながら、でもうれしくてぎゅっと握り返してしまう。
助手席の扉を開け、私を乗せてくれると、自分も運転席に回り込んでエンジンをかけた。