お兄ちゃんの友達[完]
「あまり遅くなるとコウヘイがすねるから、今日はおとなしく帰ろう」
信号で止まるたびに手を握ってくれる河合さん。
車の中でも、楽しい話は尽きなくて、あっという間に家に着いてしまった。
家に入るとひとりでコーヒーを飲んでいるおにいちゃん。
私と河合さんのつながれた手を見て、少し悲しそうな顔をしたけど、「おめでとう」と笑ってくれた。
それから3人でコーヒーを飲んで、夜遅くまで話は尽きなかった。
私は来週から社会人の仲間入りをする。
まだ研修期間だけど、それでも今までの学生でもアルバイトでもない、社会人。
私にできるかな?不安は大きいけど、でも大丈夫。
私には、おにいちゃんがいるもの。
そして、恋人も、いる。
とても幸せな時間。
きっと、いつまでも続くから。
二人とも、大好き。
―終―
信号で止まるたびに手を握ってくれる河合さん。
車の中でも、楽しい話は尽きなくて、あっという間に家に着いてしまった。
家に入るとひとりでコーヒーを飲んでいるおにいちゃん。
私と河合さんのつながれた手を見て、少し悲しそうな顔をしたけど、「おめでとう」と笑ってくれた。
それから3人でコーヒーを飲んで、夜遅くまで話は尽きなかった。
私は来週から社会人の仲間入りをする。
まだ研修期間だけど、それでも今までの学生でもアルバイトでもない、社会人。
私にできるかな?不安は大きいけど、でも大丈夫。
私には、おにいちゃんがいるもの。
そして、恋人も、いる。
とても幸せな時間。
きっと、いつまでも続くから。
二人とも、大好き。
―終―