お兄ちゃんの友達[完]
「カナコちゃんも、一緒にどう?」
冷蔵庫にあったチーズをお皿に盛っていると、いつの間にか近くまで来ていた河合さんにビールを手渡された。
「え、あ、えー・・・」
顔が熱く、耳まで赤くなっていると自分でもわかる。
ただ、缶ビールを渡されただけなのに、近くに河合さんが来ただけでどきどきしてしまっている。
どうしたんだろう、私。
眼鏡の奥で目を細めてにこにこしている河合さんから缶ビールを受け取ると、代わりにチーズを差し出した。
「ありがとうございます。あの、これくらいしかなかったから・・・」
ありがとう!とさわやかにお皿を受け取ると、ソファまで私を連れて行き、座らせてくれた。
おにいちゃんはソファを背もたれ代わりにして床に座ってすでにビールを口にしていた。
冷蔵庫にあったチーズをお皿に盛っていると、いつの間にか近くまで来ていた河合さんにビールを手渡された。
「え、あ、えー・・・」
顔が熱く、耳まで赤くなっていると自分でもわかる。
ただ、缶ビールを渡されただけなのに、近くに河合さんが来ただけでどきどきしてしまっている。
どうしたんだろう、私。
眼鏡の奥で目を細めてにこにこしている河合さんから缶ビールを受け取ると、代わりにチーズを差し出した。
「ありがとうございます。あの、これくらいしかなかったから・・・」
ありがとう!とさわやかにお皿を受け取ると、ソファまで私を連れて行き、座らせてくれた。
おにいちゃんはソファを背もたれ代わりにして床に座ってすでにビールを口にしていた。