お兄ちゃんの友達[完]
「河合、カナコ4月からOLなんだよ」
ご機嫌に飲んでいるおにいちゃんは、私の向かい側で同じように床に座っている河合さんとコンビニで買ってきた唐揚げなどをつまみながら、私の頭をなでてくれた。
「へ~、カナコちゃんって何歳だっけ?」
「20歳です。河合さんはおにいちゃんと同じ年ですか?」
ハタチ!となぜだか声をあげて驚いている河合さんは、持っていた缶をぐびぐびと飲みほした。
「大人っぽいから、もう少し上かと思っていたよ。俺はコウヘイと同じ27歳だよ」
空になった缶をぐちゃっとつぶし、新しい缶を開けて口をつける。
お酒が強いのかな?飲むペースがすごく早い。
「河合、あまりカナコをからかうなよ。俺の大事な妹だから」
聞いている私が恥ずかしくなるようなことを、おにいちゃんはさらっと言うの。
ご機嫌に飲んでいるおにいちゃんは、私の向かい側で同じように床に座っている河合さんとコンビニで買ってきた唐揚げなどをつまみながら、私の頭をなでてくれた。
「へ~、カナコちゃんって何歳だっけ?」
「20歳です。河合さんはおにいちゃんと同じ年ですか?」
ハタチ!となぜだか声をあげて驚いている河合さんは、持っていた缶をぐびぐびと飲みほした。
「大人っぽいから、もう少し上かと思っていたよ。俺はコウヘイと同じ27歳だよ」
空になった缶をぐちゃっとつぶし、新しい缶を開けて口をつける。
お酒が強いのかな?飲むペースがすごく早い。
「河合、あまりカナコをからかうなよ。俺の大事な妹だから」
聞いている私が恥ずかしくなるようなことを、おにいちゃんはさらっと言うの。