愛しのフィアンセ様
9時過ぎ 窓からこぼれる陽の光が
暑すぎて目が覚めた

「 ふわぁぁぁあ…起きたぁぁあんぁぁぁあー…疲れたぁ… よく寝たよぉ…

ケータイ、ケータイ…

げっ…108件…これは、まずい…。

電話が…えっ…38件も…

えっと…

『遥…起きて、浮気してるの…?』

『遥…俺なんか嫌いになったの…?』

『そんなわけねぇか…今から会いに行くね 』

これは…。かなりやばいやつだ 」


私は 奥村遥
一応優希(ゆうき)の彼女をやっている
自分でもよく思うのだがこんなやつに
あんなに素敵な彼氏ができるとは思わなかったんだけどなぁ…

とりあえず、朝起きて、LiNeを急いで返す

「 どうして毎回ちゃんと起きれないって言ってあるのに、会いに行くとかゆーの!!
ほんっとに、怒るからな 」

LiNeを送り、ベットにケータイを放り投げた直後にLiNeが届いた

私が送ってから10秒くらいしかたってない気がするんだけど…

「 今 遥の家の前にいるから 」

やばい…

これは…リアルに、やばい!!






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