瞳、絡む瞬間。
でもさ。きっと。
そんな事、君にはどうでもいい事なんだろうね。
だからこうやって、冷たくあしらって、前へ進んでくの。
君はね、きっと。
嘘つきなんかじゃないんだよね。
悪意のある嘘をつく人が嘘つきで、悪意の無い嘘をつく人を世の中の人は嘘つきではないと言うのだから…。
誰も傷つかないと思ってやった事なんだ。
これはきっとうそつきなんかじゃない。
もっとも、嘘つきなのは私の方。
ホントの気持ちも伝えずに、勝手に傷ついて、勝手に泣いて、自分勝手にも程があるよね。
しってるんだよ。全部…全部。
強がってずっと笑ってるのも、
強がって涙流さないのも。
全部、心の隅のプライドがあるから。
このプライドを超えられたなら。
違う景色が見えてくるのかもしれない。