瞳、絡む瞬間。
キミを早く忘れるために。
キミを忘れられる方法。
見つけたくてもがくけど、簡単な方法なんてなくて。
それならこのままでいいか…なんて。
このままじゃいけないこと、分かってるのに。
教室の隅で友達とじゃれて笑い合う君の姿を見ては逸らして。
私しかあの笑顔を知らなくていい。
そんなことすら考えてしまう。
病んでるからとかではなく、ただ好きだから。
でもね、君の視線が私に向く時間が最近増えた気がするんだ。
そんな事ないはずなのに。
泉の事を想ってた時の頻度で視線を感じて、私を見ているんじゃないって分かってても体が勝手に熱くなって。