瞳、絡む瞬間。

このまま流されればー杏奈sideー




意地悪な君と意地悪で優しいキミ。




私が今、誰を想っているのか。





自分でも分からない。






それなのにキミは私を求める。





自分を想ってもくれない女に、交際を求めた。





あの時キミは何を思っていた?





苛立ちさえも、覚えただろう。





それなのに君は優しい顔をしていた。






私が最近思うこと。






それは、吾郎…キミの事。






好きなのかな?






本当に私はキミが好きなのかな?






答えなんて出せないから…今だけは、キミを、、想わせて。
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