瞳、絡む瞬間。





消えてよと、そう言われたら消えられる…そんなことは出来ないけど。





君の前から…は消えるよ。






そんなに私は強くなくて。






そんなに私は弱くなくて。






吾郎。分かった?






私はね、守られるほど弱い人間じゃないんだ。





だからさ、ヒーローにはならなくていいから、私の心を…どうか癒して。
< 75 / 100 >

この作品をシェア

pagetop