瞳、絡む瞬間。




そうでもしないと、吾郎を裏切ることになっちゃう。






あんなに愛した人だから。






私の愛した人だから。






裏切り…なんて、出来ないよ。






それなのになぜ、不安なの?






ひとりでいいじゃんか。






一人でだって生きていけるじゃん。






それなのになんで、誰かを求めるの?
< 92 / 100 >

この作品をシェア

pagetop