怠惰な朝を過ごしたい
毎朝の葛藤
一週間ほど前から、春休みに入った。



休みに入ったのだから、朝は6時に起きなくてもいい。


何時に起きてもいい。


8時だろうが、9時だろうが、欲張って10時だろうが。



いつでもいい。

なのに。


「朝遅く起きるんなら、食器は自分で洗いなさいよ。」



母親の言葉を思い出し、今日も俺は未練たらたらで眠い目を開く。



「・・・・・・・・・あのクソババア」

夜更かしでイライラマックスの低音ボイスでつぶやき、俺はパジャマを脱ぎ捨てた。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

死神執事と、トラブルメーカーな私の話

総文字数/58,656

ファンタジー284ページ

表紙を見る
表紙を見る
僕が前に進むのは

総文字数/446

実用・エッセイ(その他)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop