初恋の幼馴染み~彼がホストになっていたら~
綺麗な瞳に吸い込まれになる友梨の顔に、どんどん優輝の顔が近付いて来る。


彼氏じゃないのに……


どうしよう…………


友梨はその瞬間、逃げようと思った。


しかしなぜか、体が逃げようとしてくれない。


キスなんてダメーーっ!!!


思わずギュッと強く目を閉じた友梨。


その瞬間。


「チュッ…………」


と二人の唇が軽く重なり合った。


見つめられてから唇が触れるまで2秒くらい。


友梨にとって人生で純以来、二人目のキスだった。


今…………


キスしたよね…………


無理矢理キスされた…………


友梨は彼氏でもない男にキスした事を正当化しようと、自分に言い訳していた。






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