初恋の幼馴染み~彼がホストになっていたら~
その日の夕方。


友梨はバイトの休憩時間。


休憩室に入って携帯のメールを確認すると、優輝からこんなメールが送られてきていた。


【今何してるの~?】


【バイト中です。優輝さんは?】



【俺は買い物してたよ?
友梨ちゃんに似合うと思って、ヘアアクセサリーを買ってきたんだ。
普段誰にもプレゼントなんてしないけど、友梨ちゃんにだけ、可愛かったから特別にね?】


そのあとに、白いバラの髪飾りの写真が載っていた。


友梨ちゃんにだけ。


特別。


そんな優輝の言葉は、友梨の寂しい心にすんなりと入ってくる。


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