きっかけは
「兄ちゃんよ~いつも思ってたけど兄ちゃんはいつもあの姉ちゃんの話ばっかりだな」
1つ、その人の話題が多いことを指摘される
あれ?1つ目クリア?
ち、違う違う!
「お、多いって店長と共通の話題はあいつしか居ないじゃないですか!」
焦った!
これは無効だ無効!
共通の話題出して何が悪いんだ!
「そうか?」
「そうですよ!他の話よりは共通の話の方が良いでしょ?」
そうだそうだ!
一瞬、動揺しちゃったじゃねぇか!
「まぁ、そりゃそうだけどよ~
でも、兄ちゃんはいつも他の話してても姉ちゃんの話するぞ?」
「え?」
「現に今だって、バイトのあいつの話してただろ?」
「あ、」
まじか?
無意識って怖い
「なんだ?無意識か?」
「うっ……」
「無意識が一番たち悪いな」
がははと面白そうに笑うが俺は笑えない……
無意識?
高梨からもそんな事言われた
「自覚しろ」って言うのもそういう事なんだろう
でも、やっぱり………無理だ
「俺は兄ちゃんと姉ちゃんはお似合いだと思うぞ」
「え?」
「まぁ、彼氏ってやつもかなりのイケメンで出来る男だったけどな………」
部長の事だよな……
俺から見ても良い男だ
憧れさえ抱いてしまう程に
「その彼氏だけ来ることもあるけど兄ちゃんみたいに姉ちゃんの話ばっかりじゃねぇぞ?」
1つ、その人の話題が多いことを指摘される
やっぱり、クリアみたいです