サムライ君とメガネちゃん
照れながら、嬉しそうに受けとるテツ君

私を見て、「しまった!」という表情を浮か

べる二人

そして…

こそこそと、私の姿をうかがいながら、立

ち去っていく二人

避けられてる

私は…二人にとって、邪魔な存在なの?

だったら、一言いってくれればいいのに

もしかして…私は二人に何か、嫌なことをし

たのだろうか?気づかないうちに…

多分、顔面蒼白状態で座り込んでいる私の

そばを、商店街の人たちが通り過ぎていく

ここ最近の、私自信の行動を思い返してみ



試験前のお勉強会をして…

その前は、レイコさんの研究所に行って…

その前は、テツ君と、ミハルちゃんの剣道

の試合を見に行って…

私は、アリーナから駅までの状況を思い出

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