キミとまた違う未来で、この桜を見上げよう。
どうして知ってるわけ?と聞く前に正解がやって来た。
「今日は元々美瑚の家に行こうと思ってたらたまたま会ってね?教えてもらったんだ」
「旭さーんありましたよー!…ってあ!みーこはっけーん!」
嗚呼なるほど、そういうことですか。
もしかしたらそうかなって思ったけどやっぱり七笑だったのね。
七笑は麺を両手に持ちながらも手を振って笑顔で駆け寄ってくる。
スーパーで大声で呼ばれるものだから、一気に主婦達の注目の的になりため息しか出てこない。
穴があったら入りたいとはまさにこのこと。
旭が私の家に行く前に買い物をしようとスーパーに向かっていたらたまたま七笑に会い、一緒に買い物をして私の家に行こうとした、きっとこれが正解だ。
そして乃々葉がいることはスーパーに向かいながら七笑から聞いたんだろう。
ただでさえ家にはめんどくさい姑がいるのに、この二人もって…頭痛がしてきた。
旭の持ってるカゴに冷やし中華の食材がほとんど揃っているのを見て私は諦めて、足りない食材だけ買って帰ることにした。