キミの螺旋
「…なに…今…の…」

ハルトの言った言葉の意味がわからない


「だから…お前も一緒にしようよ?…ん…っ…こっちこいよ…」


何言ってるの?

どういう意味?!


そんなの…あり得ない!



「…ふざけんな!ハルト…おかしいんじゃないの!?」

あたしが怒鳴りつけても無視して

あたしに他の女とのSEXを見せつけながら

ハルトは笑った。


「ハハ…ッ…俺はこーゆうヤツなんだよ…知らなかった?ほら、服脱いでこいよ…コイツと一緒にイかせてやるから…それとも…こないなら見てる?」



「ヤダ…こんな…こんなのイヤぁ…っ!!!」



あたしはハルトの家から飛び出した…!



今見た光景が信じられない…!


あたしは走って…走って…見覚えのある後ろ姿を見つけて抱きついた。
別れてからさほど時間は経ってなかったから…彼はまだ近くにいた。


「…わっ…何…凛!?ど…どうしたんだよ?!」

「藤紀…藤紀ぃ…っ」

あたしは怖くて泣いた

「凛!?何があったんだよ?!」

藤紀は驚いてあたしに聞いていた。


─あたしは
─彼に…


  ウ
    ラ
   ギ
     ラ
  レ


   た…
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