キミの螺旋
─聞き覚えのある声

一番身近な人…


考える前にあたしはその人物を呼んだ。





「お…父さん…」



やがて暗闇に目が慣れてきて…そいつが誰なのか

あたしは自分の眼で確認してしまった。


…ウソだと思いたかった

こんな状況で、そんな事を願うのはオカシイと思う。

でも…こんなコト自体があり得ない…!


義理とはいえ
血が繋がってないとはいえ…



父親があたしを犯そうとしてる…?!



あたしは逃げようともがいた。
でも父親に…男の力には勝てない!

あたしはパジャマもパンティも剥ぎとられ
父親に裸体を見られた。

布団を掴み、引き寄せて自分を守ろうとするけれど
それさえも奪われる。

「イヤ!ヤメテ!お父さん!!」


あたしの父親を呼ぶコトバに一瞬、手が止まり…また低い声でそれに答えた。

「俺はお前を愛してたんだ…凛…お前の初めては俺しかないと思ってた…」

そう言うとあたしの足に手を伸ばし無理矢理、足を開かせ…

誰にも許したコトのない秘部に指を差し込んだ。

「イヤー!!痛い…っ…ヤダ!止めて…痛いよ…っ!」

あたしの抵抗なんかお構い無しに

父親はさらに指を動かし続けた。
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