キミの螺旋
ここまで記憶を読み進めていって、ようやく山本先生の質問の意味がわかった。
だけど…やっぱり当然のように疑問が湧いてきた。
『まだ体験した事ないんだから…こんなの必要ないんじゃないかな?』
って。
だから一応、質問してみた。
すると先生は…あり得ない回答をした。
「仕方ないんだよ。どうしても必要だったから。だからお前には今から体験してもらうからな」
「…は?」
言ってる意味が全然ワカンナイんですけど?
そんな返事がくるなんて全く予想もしてなかったし!
おれにコトバの意味を考えるヒマを与える事なく、先生は部屋に一人の女を入れた。
「彼女と、してもらうから」
そう言うと山本先生は部屋を出ようとした。
おれは慌てて引き止めた。
「イヤ、ちょっと待ってくれよ…本気で言ってんのか?」
「今まで冗談なんか言った事ないだろ?彼女に任せておけば大丈夫だから。なぁに、カメラは切っておくよ」
「そんな問題じゃ…!」
おれの抗議なんかお構い無しに先生はさっさと部屋を出て行き、
あり得ない方向へと事態は進んでいく…
元々おれの待遇があり得ないんだけど。
おれは恐る恐る彼女を見た。
だけど…やっぱり当然のように疑問が湧いてきた。
『まだ体験した事ないんだから…こんなの必要ないんじゃないかな?』
って。
だから一応、質問してみた。
すると先生は…あり得ない回答をした。
「仕方ないんだよ。どうしても必要だったから。だからお前には今から体験してもらうからな」
「…は?」
言ってる意味が全然ワカンナイんですけど?
そんな返事がくるなんて全く予想もしてなかったし!
おれにコトバの意味を考えるヒマを与える事なく、先生は部屋に一人の女を入れた。
「彼女と、してもらうから」
そう言うと山本先生は部屋を出ようとした。
おれは慌てて引き止めた。
「イヤ、ちょっと待ってくれよ…本気で言ってんのか?」
「今まで冗談なんか言った事ないだろ?彼女に任せておけば大丈夫だから。なぁに、カメラは切っておくよ」
「そんな問題じゃ…!」
おれの抗議なんかお構い無しに先生はさっさと部屋を出て行き、
あり得ない方向へと事態は進んでいく…
元々おれの待遇があり得ないんだけど。
おれは恐る恐る彼女を見た。