オフィス・ムーン
あのヒト
= 月曜日 ブルー =
私は 今日も
あのヒトに捕まらないで
無事に過ごせたら
いいな、なんて思いながら
営業の伊東さんに頼まれた
仕事をしていた。
来週のプレゼンに
使う資料の校正。
終わったら課長…
そう、苦手なあの人に
確認を入れなければ
いけない。
緊張する。
あの人にはいつも
仕事がなっていない!
って言われてしまうが、
私はそんないい加減に
仕事してるつもりは無い。
この部署に来るまでは、
いつも仕事が早いと
誉められてたし
まあ、そこそこだが
仕事は、出来る方だと
自信もあった。
でも、
そんな自信もあのヒトは、
簡単にへし折ってしまった。
元々、そんなに呆気なく
無くなる自信なんて
ただの思い上がり
だったのかもしれないけど、
私には、
何も無くなってしまった様で
不安になる。
:::::::::::::::
思えば 一樹との破局から
ついてない事ばかりだ。
あのヒトの下で働く事に
なったのも
一樹と破局してすぐに
異動になったからだった。
:::::::::::::::::::::
私は 今日も
あのヒトに捕まらないで
無事に過ごせたら
いいな、なんて思いながら
営業の伊東さんに頼まれた
仕事をしていた。
来週のプレゼンに
使う資料の校正。
終わったら課長…
そう、苦手なあの人に
確認を入れなければ
いけない。
緊張する。
あの人にはいつも
仕事がなっていない!
って言われてしまうが、
私はそんないい加減に
仕事してるつもりは無い。
この部署に来るまでは、
いつも仕事が早いと
誉められてたし
まあ、そこそこだが
仕事は、出来る方だと
自信もあった。
でも、
そんな自信もあのヒトは、
簡単にへし折ってしまった。
元々、そんなに呆気なく
無くなる自信なんて
ただの思い上がり
だったのかもしれないけど、
私には、
何も無くなってしまった様で
不安になる。
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思えば 一樹との破局から
ついてない事ばかりだ。
あのヒトの下で働く事に
なったのも
一樹と破局してすぐに
異動になったからだった。
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