気になるアイツ
今までの掃除なんか

一回もしてねぇし〜

「今まではどうしてましたか?」

「一回もしてないです」

「掃除は決められてましたよね」

「はいそうです」

「なんでやらなかったんですか?」

「喧嘩で忙しかったからです」

「………アホかっ!!!!」

「いちいちでかい声で叫ばないでよ」

「叫びたくもなるわ!!!!!!!!」

うっさぁ〜い

まったく…海斗は俺の親かよ〜

「じゃあね」

「ああっ……?待て!!!」

「もう良いじゃんあたしは忙しいの!!
分かる?
乙女はやりたい事が
いっーーーぱいあるの!!
つー事でじゃっ!!」

バシンッ

「痛っう〜!!!!!」

「さぁ掃除だ」

あろうことが…竹刀で梨奈の頭を叩いた

「危ないだろうが!!!!!!!!怪我したらどうすんだよ」

「大丈夫だろ」

「嫁の貰い手が消えちゃうだろうが!!!!」

「安心しろもとから…ないからな」

プッチン

「黙って聞いてりゃあ…………」

「黙って聞いてましたっけ?」

「問答無用!!!!!」

殴りかかった瞬間

グキッ

「おわぁぁぁぁあ!!!」

足を捻って…

ドッシャラガーン!!

防具へ突撃した

「いったぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!」

「大丈夫か?」

「お前のせいだ!!バーカ!!!」

「そぅか……じゃあ一人で掃除するだな?」

「すいませんでしたぁ!!」

「っと言ってもお前使えないからな」

「はぁ!?使えるし!!」

立ち上がろうとした瞬間

「あああっ足痛い〜!!」

「だから言ったろ」

ウザッ

じゃあ使えないなら帰っても良いよな

「却下だ!!」

やっぱし?
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