自分という闇から救ってくれたのはあなたでした。
しとしと
しとしとと降る雨の夜。

私は逃げた。

走って走ってたどり着いたのは、
ブランコしかない小さな公園だった。

その公園で私は力尽き、足から崩れ落ちた。

そのまま私の意識は深く深く底へ引きずり降ろされた。
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