自分という闇から救ってくれたのはあなたでした。
愛side

〜♪♪♪♪♪♪♪♪♪

電話が突然鳴り出した。

部屋が静かだったから余計に、その音が煩く聞こえた。

その音にこはなは異常なほどに驚いた。

そして、震えている。

これは、改良の余地ありと見ていいだろう。

「はい。は!?分かった。すぐ行く。」

蘭が電話に出たのであまり気にしてはいなかったが、途中で蘭が声を上げたので、何かあったのかと蘭の方を見る。

「病院行く準備しろ!遥が事故った!」

その一言に俺たちは、気が動転して、気づかなかった。

魔の手が迫っていることに。

「こはな?遥が事故にあったらしい。病院行くぞ。」

そうして、すぐさま皆んなで、遥の元へと向かった。

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