自分という闇から救ってくれたのはあなたでした。
俺はそのまま、倉庫へと向かった。

すぅすぅすぅすぅ

しばらく歩くと、寝息が聞こえてきた。

可愛すぎだろ。

やばい。

理性がもたねぇ。

その中で葛藤していると、いつの間にか倉庫に着いていた。

「蘭さん!えっ!!!???だっ、誰っすか!?」

倉庫の裏扉から出てきたのは、幹部補佐の華乃(かの)だった。

「おう。そこで拾った。」

凛の驚きは更に上の段階へとヒート
アップした。

「ひ、拾ったって…。笑 相変わらずっすね。なんか、安心しました。皆さん上でお待ちっす
よ!」

何故か、和かに倉庫に招き入れられた。

相変わらずってなんなんだ。

まあ、いいけどよ。

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