自分という闇から救ってくれたのはあなたでした。
「名前を知らないの?」
珍しく女嫌いの幹部兼防衛隊長の伊井 凛が、喋りかけた。
「しら、ない。ごめんなさい。」
俺が妙だと思ったのは他の単語は多度だとしかったり、発音が悪かったりするのだが、
ごめんなさい。
の一言は、はっきりと言えるのだ。
「大丈夫だよ〜。何か呼んで貰いたい名前とかある?」
愛は子供をあやす様に喋る。
それで少しはそいつも落ち着いている
様だった。
しかし、その返答は帰って来ず、荒い息遣いが聞こえて来た。
珍しく女嫌いの幹部兼防衛隊長の伊井 凛が、喋りかけた。
「しら、ない。ごめんなさい。」
俺が妙だと思ったのは他の単語は多度だとしかったり、発音が悪かったりするのだが、
ごめんなさい。
の一言は、はっきりと言えるのだ。
「大丈夫だよ〜。何か呼んで貰いたい名前とかある?」
愛は子供をあやす様に喋る。
それで少しはそいつも落ち着いている
様だった。
しかし、その返答は帰って来ず、荒い息遣いが聞こえて来た。