私はきっと、明日もあなたに逢いにいく
私は小学校に上がる前には子供が親に求めるはずのものを捨てていた。
単身赴任か母子家庭のように母娘で過ごしているのは仕方のないことなんだ。
親に認められてくて頑張っても何も言ってもらえないのは仕方がないことなんだ。
休日に一人ぼっちなのは仕方のないことなんだ。
母親の怒ってる顔しか記憶にないのは仕方のないことなんだ。
父親の顔にはいつもモヤがかかっていてハッキリと思い出せないけど、それも仕方のないことなんだ。
捨ててしまうまでは毎日が地獄だった。
体の中には嵐が吹き荒いでいて、毎日布団の中で一人泣いていた。