私はきっと、明日もあなたに逢いにいく
それはそれは不安で寂しくて心細くて。
だけどそれも捨ててしまえば案外すんなりと消えた。
母親と二人が嫌なら一人でいればいいと気づいた。
一人で過ごす休日を友達で紛らわせた。
母親が怒ってるのはそう言う人だと思えばどうにかしなきゃと言う気持ちは消えた。
父親の顔を思い出せようが思い出せなかろうが私の人生には微塵も支障がないと気づいた。
誰に認めてもらわなくてもしにはしないと気づいた。
そもそも……、自分自身が私を認めていないのにそれを他人に求めるのは至極滑稽なことだと気がついた。