私はきっと、明日もあなたに逢いにいく
だって、それは間違いなく私だと思う。
私が唯一まともに話せるのがここのおばあさんだ。
何故かは忘れてしまったけど、私はここのおばあさんとだけは昔から仲がいい。
それこそきっかけを忘れてしまうくらいにはずっと、仲良しだ。
それを見られていたことが。
見ていたのが朔だということが。
だったら……、もしかしたらいままでのハナも私のことなのかもしれないと思ったら。
恥ずかしかった。
泣きたくなった。