私はきっと、明日もあなたに逢いにいく
音も、色も、何もない。
あるのは綺麗にシワの伸びたベッド。
その脇には唯一病院らしい点滴があって。
その先には静かに眠り続ける女の子がいる。
「寝てるね?」
「気持ち良さそうだよね」
声に振り返るとバイタルチェックへきた担当看護師さんが立っていた。
「今日は遅いから来ないのかと思ってたわ」
「来ないわけないじゃないですか」
「ふふっ。だって、華ちゃん」
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