魔法使いの巫女少女Ⅰ
「じゃあ、体育の授業始めるぞー!」
体育教師のアキラがそう言うと、生徒たちは各々の魔法道具を召喚した。
生徒全員が道具を召喚したのを見て、アキラは言った。
「よしっ!全員出したな。神木‼」
「はい」
「前へ」
未来は言われる通りに前へ出た。
アキラは未来に髪飾りを渡して言った。
「これをつけろ」
「…はぁ…?」
言われるがまま、未来は髪飾りをつけた。
「今日の体育は鬼ごっこだ!」
「はぁ…」
「髪飾りをつけている人が鬼。捕まったものは、このマークが魔法道具につく。」
アキラは全員にクローバーマークを見せた。
「つまり、未来に捕まったらアウトってこと?」
「その通り。ただしマークをとるには味方にマークを壊してもらうしかない。」
「鬼の交代は?」
「ない。神木なら平気だろう?」
「問題ないです。全員捕まえたら?」
「その場合は、もう一度だ。ただしその場合は、鬼交代だ。」
「魔法道具の使用は?」
「使ってもいいが、怪我をさせないこと。」
そう言われると、未来は魔法道具である弓をしまった。
未来以外の者は全員距離をとった。
アキラは周りを見て言った。
「では、始め!」
その声が聞こえた瞬間ー!
「捕まえた。」
『えっ…?』
女子5人の魔法道具にマークがついた。
5人は驚きながら言った。
『いつの間に!?』
「ついさっき。」
そう言うと未来は他の人にマークをつけていき、残りは慎、佳、凛、舞、オリガの5人だけになるのだった。
体育教師のアキラがそう言うと、生徒たちは各々の魔法道具を召喚した。
生徒全員が道具を召喚したのを見て、アキラは言った。
「よしっ!全員出したな。神木‼」
「はい」
「前へ」
未来は言われる通りに前へ出た。
アキラは未来に髪飾りを渡して言った。
「これをつけろ」
「…はぁ…?」
言われるがまま、未来は髪飾りをつけた。
「今日の体育は鬼ごっこだ!」
「はぁ…」
「髪飾りをつけている人が鬼。捕まったものは、このマークが魔法道具につく。」
アキラは全員にクローバーマークを見せた。
「つまり、未来に捕まったらアウトってこと?」
「その通り。ただしマークをとるには味方にマークを壊してもらうしかない。」
「鬼の交代は?」
「ない。神木なら平気だろう?」
「問題ないです。全員捕まえたら?」
「その場合は、もう一度だ。ただしその場合は、鬼交代だ。」
「魔法道具の使用は?」
「使ってもいいが、怪我をさせないこと。」
そう言われると、未来は魔法道具である弓をしまった。
未来以外の者は全員距離をとった。
アキラは周りを見て言った。
「では、始め!」
その声が聞こえた瞬間ー!
「捕まえた。」
『えっ…?』
女子5人の魔法道具にマークがついた。
5人は驚きながら言った。
『いつの間に!?』
「ついさっき。」
そう言うと未来は他の人にマークをつけていき、残りは慎、佳、凛、舞、オリガの5人だけになるのだった。