魔法使いの巫女少女Ⅰ
「準備はいい?」
「うん‼」
「じゃあ、音楽かけるから配置について」
『はいっ!』
未来を含めたメンバーがそれぞれの配置についてから数秒後に音楽が流れた。
全員では踊らず、1人ひとりが少しずつ踊り出した。
「未来‼その調子で笑顔!」
「はいっ!」
慎たちは、未来の躍りをみていた。
決して下手ではなく、ただ応援したくなる衝動にかられた。
「ラスト!」
その声がかかるとメンバーは中央に集まり未来を囲むようにしゃがみこみ、未来は
1回転して笑っていた。
「まぁ、こんな感じかな」
指示を出していた少女はそう言って全員に
向かって言った。
「じゃあ、今日はここまで‼」
『ありがとうございました!』
そう言って、メンバーは帰って行った。
未来は慎たちに近づいて恥ずかしそうに言った。
「変…だった?」
「全然、良かったよ」
「良かった。」
そう言うと未来は、嬉しそうに笑った。
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