魔法使いの巫女少女Ⅰ

「最初に生まれた巫女…？」
「そうだよ。みんなが生まれるはるか前、私はこの星に生まれたの。」
そう静かに話しだした少女。
その話を聞く前に慎はどうしても確かめたかったことを聞く。
「僕たちの知ってる未来はもういないの？」
少女は緩く首を振った。
「生きているわ。でも、会うことはできないの。」
「どうして？」
「私を解放した時、あの娘が代わりに封印されてしまったの。だからいまこの場にはいないわ。」
「そんな…。」
「あいたいの？」
少女は何でもないことのように聞いた。
慎はまっすぐに少女を見て答えた。
「会いたい。今すぐに。」
「あの娘はそれを望んでいないかもしれないのに？」
「でも望んでるかもしれない。」
「行っても隠れてしまっているかもしれないのよ？」
「そしたら見つかるまで探す。」
「そうまでして会いたい理由は？」
「好きだから。それ以外に理由いる？」
そうはっきりと言い切った慎を見て少女は驚いた顔をした。かと思うと、ふふっと笑った。
そして、異空間を作り出した。
「君だけならいいよ。」
「えっ？」
「君の心はまっすぐだから、特別だよ。そして、助けてあげて。あの娘、もうどうすればいいのか、どうしたいのかわからないみたいだから。誰かが道を開いてあげないといけないみたいなんだ。だから、お願い。」
「わかった！」
そういうと、慎は異空間の中に飛び込んだ。
それを見て、少女は異空間を閉じた。
そして、ほかのメンツを見ていった。
「最初に生まれた巫女…？」
「そうだよ。みんなが生まれるはるか前、私はこの星に生まれたの。」
そう静かに話しだした少女。
その話を聞く前に慎はどうしても確かめたかったことを聞く。
「僕たちの知ってる未来はもういないの？」
少女は緩く首を振った。
「生きているわ。でも、会うことはできないの。」
「どうして？」
「私を解放した時、あの娘が代わりに封印されてしまったの。だからいまこの場にはいないわ。」
「そんな…。」
「あいたいの？」
少女は何でもないことのように聞いた。
慎はまっすぐに少女を見て答えた。
「会いたい。今すぐに。」
「あの娘はそれを望んでいないかもしれないのに？」
「でも望んでるかもしれない。」
「行っても隠れてしまっているかもしれないのよ？」
「そしたら見つかるまで探す。」
「そうまでして会いたい理由は？」
「好きだから。それ以外に理由いる？」
そうはっきりと言い切った慎を見て少女は驚いた顔をした。かと思うと、ふふっと笑った。
そして、異空間を作り出した。
「君だけならいいよ。」
「えっ？」
「君の心はまっすぐだから、特別だよ。そして、助けてあげて。あの娘、もうどうすればいいのか、どうしたいのかわからないみたいだから。誰かが道を開いてあげないといけないみたいなんだ。だから、お願い。」
「わかった！」
そういうと、慎は異空間の中に飛び込んだ。
それを見て、少女は異空間を閉じた。
そして、ほかのメンツを見ていった。
「貴方たちは何しに来たの？」