魔法科高等学校a組



「よーし、終わったなー?
じゃあ、次は寮に就て説明すっけどこれをちゃんと聞かないやつは野宿だからな。」



野宿……この先生が言うとまことか嘘かわからなくなる。





「寮の建物自体は他のクラスと同じだから、今から体育館で一斉に説明するから体育館に集合な?
あ、上位4名のはずなんだけど今回は1位が2人いるから5人はクラスに残ること。」





*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*


クラスの大半が体育館へ移動した今、教室に残ったのは僅かの5名。

皆んななぜ、残されたのかわからないみたい。
頭の上にはてなを浮かばせている。





__1人を除いて。


那月くんは相変わらずだ。



「待たせて悪いな。集まったか?」


「集まってるすよー!
で、なんで俺たちだけ?」



確か……中川くん。

代表してずっと疑問だったことを質問してくれたみたい。




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