魔法科高等学校a組
使い魔
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使い魔は、契約した時からじぶんの分身。
だから、死ぬ時も生きる時も一緒なんだ。
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結局、あの部屋のことはわからずじまい。
先生や香織先輩に聞くって手もあったが止めておいた。
______まだ、信用は出来ないから。
「____ぇ!
……はぁ。……あ、気づいた?」
眉を潜めている千里ちゃん。
きっと何か私がしたんだろうな……
「…えっとー、…なに?」
「もう!先生がグラウンドに移動って言ってたよ?」
そうなの?
と聞き返すと、呆れたのだろう溜息が漏れている。
「先に行ってくれてても良かったのに。」
「そんな寂しいこと言わない!
それに……十和の魔法で行ったら楽ちんだしね!」
それが目的か!
「もぉ……わかったから行こっ。」
そう言うと満面の笑みで頷く。
そんなに?
って思うほど。
「更なる速さを、風よ、光よりも速く吹け
“レイウィング”」