笑って、なんて。
私はパソコンを守るように抱きしめる。
「え~じゃあどうしたら聴ける?」
聴ける方法を教えたら宣伝になること間違いなしだ。
「ちとは 歌い主って検索したら出てくると思います。けど、今できた曲はまだ上げてないので調べても出てきません」
「それじゃだめじゃん」
「そうです。だから条件があります!」
何?とうずうずしながら聞いてくる。
「今聴くかわりに友達とかに宣伝してくれるなら許可します」
「…友達か」
さっきとはうらはらに悲しい表情をする。
だけどそれはほんの一瞬で、すぐにいつも通りの笑顔に戻った。
「うん!もちろんだよ。任せて」
私と一緒で友達がいないのかなと思いながらも気にせず曲を流した。
私の歌を聴き終えると爽晴さんは
「やっぱり綺麗な歌声だ。…ねぇ、歌ってよ」
「別にいいですけど急ですね」
「生歌が聞きたくなっちゃった」
爽晴さんは優しく微笑んでるはずなのに、何故か無理をしているように見えてしまった。
それが何故だかはわからない。
けど、歌いたい。
きみが笑顔になる歌声を届けたい。
ただそれだけだった。
呼吸を整え、楽しい歌を歌いだす。
ずっと、ずっと。
「え~じゃあどうしたら聴ける?」
聴ける方法を教えたら宣伝になること間違いなしだ。
「ちとは 歌い主って検索したら出てくると思います。けど、今できた曲はまだ上げてないので調べても出てきません」
「それじゃだめじゃん」
「そうです。だから条件があります!」
何?とうずうずしながら聞いてくる。
「今聴くかわりに友達とかに宣伝してくれるなら許可します」
「…友達か」
さっきとはうらはらに悲しい表情をする。
だけどそれはほんの一瞬で、すぐにいつも通りの笑顔に戻った。
「うん!もちろんだよ。任せて」
私と一緒で友達がいないのかなと思いながらも気にせず曲を流した。
私の歌を聴き終えると爽晴さんは
「やっぱり綺麗な歌声だ。…ねぇ、歌ってよ」
「別にいいですけど急ですね」
「生歌が聞きたくなっちゃった」
爽晴さんは優しく微笑んでるはずなのに、何故か無理をしているように見えてしまった。
それが何故だかはわからない。
けど、歌いたい。
きみが笑顔になる歌声を届けたい。
ただそれだけだった。
呼吸を整え、楽しい歌を歌いだす。
ずっと、ずっと。