笑って、なんて。
だんだん恋愛トークになってしまっている。
最悪だ。
本当、自分の愚かさに腹が立つ。
「一応いますよ……好きな人」
好きな人を言ってしまうと、きっと引いてしまうんだろうな。
「おぉー!誰なの、誰なの?」
「凄いうきうきしてますね」
男の人は恋愛トークになるとこんなにうきうきするものだろうかと疑問に思った。
「僕、恋バナとかしたことなかったからつい…」
「ソウ君です。私の好きな人」
多分……いや、絶対引いてしまうだろう。
だって、あの有名で私の憧れでもある歌い主さんなのだから。
「え!?きゅ、急だね…!」
何が急なのだろう。爽晴さんから聞いてきたわけなのに。
私は、どうして?と尋ねても頬を赤らめながらおどついていて答えてくれそうにない。
少しの間、考えた結果どうしてだかわかった。
「ソ、ソウ君って…う、歌い主さんの方ですからね!」
きっと名前が一緒だったから勘違いしたのだろう。
さっきまでおどついていたのがピタリと止まった。
最悪だ。
本当、自分の愚かさに腹が立つ。
「一応いますよ……好きな人」
好きな人を言ってしまうと、きっと引いてしまうんだろうな。
「おぉー!誰なの、誰なの?」
「凄いうきうきしてますね」
男の人は恋愛トークになるとこんなにうきうきするものだろうかと疑問に思った。
「僕、恋バナとかしたことなかったからつい…」
「ソウ君です。私の好きな人」
多分……いや、絶対引いてしまうだろう。
だって、あの有名で私の憧れでもある歌い主さんなのだから。
「え!?きゅ、急だね…!」
何が急なのだろう。爽晴さんから聞いてきたわけなのに。
私は、どうして?と尋ねても頬を赤らめながらおどついていて答えてくれそうにない。
少しの間、考えた結果どうしてだかわかった。
「ソ、ソウ君って…う、歌い主さんの方ですからね!」
きっと名前が一緒だったから勘違いしたのだろう。
さっきまでおどついていたのがピタリと止まった。