笑って、なんて。
のぼせる前にお風呂から上がり、部屋着を着る。


皆はもう寝ているらしく、少女も自分の部屋に戻り布団に入る。


今日は散々な日だったため、すぐに眠気が襲ってきた。




そして次の日。




起きた時間は昼過ぎ。


スマホをポケットに入れ、一階へ降りリビングに向かう。


下へ降りると誰もいなかった。


母さんと父さんは仕事で、姉ちゃんはバイト、妹は多分、従兄弟の家に遊びに行っているんだと思う。


静かな空間の中でぐぅ〜っとお腹の音が鳴る。


ご飯、パンでいっか。


朝ご飯は毎日自分で用意している。


台所へ向かいトースターでパンを焼く。


待っている間にポケットの中からスマホを取り出し、ツイッターを開く。


『おはようございます』とつぶやくとすぐに通知の音が鳴る。
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