待ってて、先生
私は唇をかみしめる

しばらくして重い口を開いた

「…先生、私先生のことが…好きですっ」

私は先生の目をみて少し涙ぐみながら言った

私はそれだけ言うと怖くなって美術室から飛び出した

先生の事を考えると自然と涙が出た

私達は先生と生徒だから、結ばれることがないと思ったら悲しくなった

最初はただ気持ちを伝えられればそれでいいと思ってたはずなのに…なんで…

私は教室まで全力で走った
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