アオハル紙飛行機




「あ、真琴ー、早かったじゃーん」

『はあ?アンタらどんだけ保育園で時間潰してんのよ!心配したんだからね!』

「ごめんごめん。帰りにアオが風船ガム奢るから」

『ハーゲンダッツで許す』

「任せて!」

『え?なんで本人抜きでなんか色々決まってんの。おいこら』





この後真琴も保育園児達に巻き込まれて結局アオにハーゲンダッツを奢ってもらうのはもっと先になってしまったのである。





ヒーローに憧れるよりも
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ワルモノに憧れる奴の方が
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純情だったりする
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