アオハル紙飛行機
「友達作ろう!」
『でもどうしたら・・・』
漠然とした目標に再び黙り込む。そこに猫のように気まぐれに落とされた声。
『お前のことなんて誰も気にしてねえし、お前がどうなろうと周りはどうでもいいじゃねーの?』
「なんでアンタはそういうことしか言えないのよモテないかんね!」
『モテるのでご心配無く』
「くたばれ!!!」
中指を突き立ててベロを出した私をアオはガン無視して、飛田くんを見つめた。
『博打、できる?』