アオハル紙飛行機







ありったけの想いを込めて、アオだけに、アオのためだけにある、私のたった1つの気持ち。












「───────・・・アオが好き!!!!!」









ああ、アオってばそんな苦しそうな顔して泣かないでよ不細工だよ。私もアオのこと言えないくらい不細工な顔で顔真っ赤にさせて叫んでるんだけど。






泣き笑いしながら、次から次へと溢れ出すアオに届けたい想い。もうガラガラになってしまった声で、必死に届ける。








「アオが大好きッ!どうしようもなく好き!私の毎日に、隣にアオにいて欲しい。アオがいい。アオじゃなきゃやだ。アオだけに、私の隣にいてほしい!」









アオの綺麗な瞳からとめどなく流れる大粒の涙。

鼻を赤くして、何度も啜り声を上げている。私の好きな人はそんな情けなくてヘタレで気持ちを我慢出来なくて、とても、優しくて、愛おしい人。





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