アオハル紙飛行機







隣に余りにも異常な生物がいると逆に冷静に落ち着ける。いつも通りに、友達と話すみたいに、説明と簡単な具体例などを挙げて次に質問コーナーに移った。




アオは緊張し過ぎて目でも悪くなったのか目を高速でゴシゴシしている。それに対して女子生徒たちから囁かな甘い声援が飛ぶ。所詮顔だけ野郎なのに。





『いつでも相談できるんですか?』

「あ、はい。部活動時間外でも受け付けてます」

『部活はどれくらいで活動してるんですか?』

「基本的には平日の放課後ですが、依頼によっては土日も活動します」






最後の質問にします。と生徒会の司会進行が言って後1つで終わると安心しながら、挙手してマイクが手渡された男子生徒を見下ろす。





『相談や依頼って、2人は解決できるだけの人なんですか?なんか、噂では部室欲しさに活動してるって聞いたんですけど』







しまっ、た───。ぐっさり、刺された。油断していた分、刺された傷が深い。







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