昨日までの私と今日からの私。
「ちょ、はぁ?!」
叫ぶ神威と。
「きゃあ~!やっぱり!東さん、威音を気に入ると思ったのよ!」
歓喜の声をあげる要と。
きっと、顔が真っ赤な私と。
千李さんはニコニコしながら、私を見てる。
ううっ、これ以上見ないでください…。
「威音、見ちゃダメだ!この人はイイヒトの皮を被った狼だ!」
神威が私の腕を引っ張って、胸に抱え込む。
私はそんなことも気にならないくらい放心状態。
「うんうん、東さんはロールキャベツ男子ね!ますます良いっ。威音にはそんな人が合ってるわ。」
「三笠さん!変なこと言わないっ。威音はオレのだから!」
「いや、違うでしょ。威音はアンタのじゃないから。藤守さんこそ変なこと言わないでくれる?!てか、威音を離せ。」
神威と要は二人でヒートアップ。
いつのまにか神威の胸から脱出できていて。
千李さんが私の両手を握って、目の前にいる。
「と、いうことだから。威音ちゃん、これからもよろしくね?」
耳元で囁かれ、満面の笑み。
私はというと。
『…お手柔らかにお願いします…。』
ドキドキしながらそう言って、ほんの少しだけ握られた手に力をいれることしかできなかった。
それでも千李さんには伝わったみたいで、ますます嬉しそうに握り返されてしまった。
叫ぶ神威と。
「きゃあ~!やっぱり!東さん、威音を気に入ると思ったのよ!」
歓喜の声をあげる要と。
きっと、顔が真っ赤な私と。
千李さんはニコニコしながら、私を見てる。
ううっ、これ以上見ないでください…。
「威音、見ちゃダメだ!この人はイイヒトの皮を被った狼だ!」
神威が私の腕を引っ張って、胸に抱え込む。
私はそんなことも気にならないくらい放心状態。
「うんうん、東さんはロールキャベツ男子ね!ますます良いっ。威音にはそんな人が合ってるわ。」
「三笠さん!変なこと言わないっ。威音はオレのだから!」
「いや、違うでしょ。威音はアンタのじゃないから。藤守さんこそ変なこと言わないでくれる?!てか、威音を離せ。」
神威と要は二人でヒートアップ。
いつのまにか神威の胸から脱出できていて。
千李さんが私の両手を握って、目の前にいる。
「と、いうことだから。威音ちゃん、これからもよろしくね?」
耳元で囁かれ、満面の笑み。
私はというと。
『…お手柔らかにお願いします…。』
ドキドキしながらそう言って、ほんの少しだけ握られた手に力をいれることしかできなかった。
それでも千李さんには伝わったみたいで、ますます嬉しそうに握り返されてしまった。