私の恋は平行線
そんな考えは友人である、大城 桃華(おおしろ ももか)のある報告で変わる。
いつも通り、何事もなく、学校を登校すると桃華がすっ飛んできた。
え?え?
しかもその顔は嬉しそうに笑っている。
「良い報告だよ、美紀!」
「良い報告?」
「うん!良い報告!なんと、近藤が彼女と別れたらしいよ!!」
・・・・・近藤が彼女と別れた・・・・?
嘘っ!?
「ほんとに!?」
「本当!だって、朝彼女が皆に別れたんだって言いふらしてたもん!」 
意気込んで言う桃華。
嘘でしょ?なにそれ・・・・。
そんなこと聞かされたら、近藤をどうしても彼氏にしたいって・・・・・近づきたいって、思っちゃうじゃん!
「桃華、私、頑張ってみる・・・・・」
「うん!」
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